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稲刈りが終われば田からは水が抜かれ、田は畑のような状態で冬を越します。そして春の田植え直前にようやく田に水が入れられます。この水田に水が入れられてから稲が生長して見通しが効かなくなるまでのほんの暫くの間だけ、田の水面が鏡のように光を反射します。
その水田が鏡になる瞬間の日の出が見たくて、深夜のドライブをしてから角田山に登ってきました。
この時期の東の山に雲の無い時にしか見られない、山から昇る朝日と水田の水面に反射する朝日のダブルサンライズです。
山頂には7〜8人おられましたが、皆さん声を上げて朝日の美しさを称えていました。
30分のドライブ後の深夜3時半に漆黒無音の登山道を登り始めました。内心のビビリを隠しながら頭に付けたライトの光を頼りに、4時半前に無事角田山山頂直下の観音堂に到着。4時45分頃薄紫色の世界をオレンジ色に染めながら、ゆっくりと朝日が昇ります。
古希に手の届きそうな年になり、妻と並んで見る夜明けに深く感動しました。
新潟平野が妊婦のお腹の様にふくよかに出っ張っている先っちょ、佐渡に一番近いあたりに角田山という日本海に面した標高500m足らずの山があります。
海岸に車を置いて、急な登山道をはぁはぁひぃひぃ言いながら100m位登ったところに見晴らし台がありました。
日頃の運動不足を悔いながら海を眺めると、私の心から太陽に向かって輝く金色の道が出来ているのです。この小賢しい思いは全部忘れて、かじかんだ手で焼き芋に触ったような、ほっこりした温かさを貰ってきました。
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