投稿日:2023/09/06 投稿者:marilyn さん (茨城県・40代・女性)

20代の話。彼に会えるのは月に1度。私の誕生日が近くなり何が欲しいか聞かれたのですが、物よりも会いたいと言いましたが困らせるわけにはいかないので、冗談だよと、今度一緒に選んでと言いました。誕生日前日いつもの電話。その日は特に会いたさが募り寂しい気持ちに。5分前。窓の外を見て!まさかなと思ったのですが彼が300キロある道のりを4時間以上かけて車で会いに来てくれたのです。嬉しくて泣いてしまいました。彼の車の中でホットココアを飲みながら過ごした貴重な1時間でした。本当に嬉しかったです。ここまでしてくれた彼は後にも先にも彼だけでした。今でもあの時のことは胸に焼きついています。
私の20歳の誕生日の事でした。
美味しいステーキとキャンドル付きデザートで心から幸せになっていた帰り道
「帰りはドライブしよう」
そう言って彼に助手席の扉を開けられるままに乗り込み、誕生日最後の時間を彼と車で過ごすことになりました。車内で流れる音楽は、どれも私好みのものばかり、今日に限って素敵な選曲をしてくれているなあノートさんって思っていたら、12曲めくらいに彼がオーディオからCDを取り出しました。
「これ、君のこと考えて曲選んで作ったCD、誕生日おめでとう!プレゼントするよ」
その日以降、このCDは私の宝物です。
※ご投稿いただいたコメントや写真をドライブナビ事務局が不適切な内容と判断した場合は、該当部分を修正させていただくか掲載を見合わせさせていただく場合がございます。