

私の20歳の誕生日の事でした。
美味しいステーキとキャンドル付きデザートで心から幸せになっていた帰り道
「帰りはドライブしよう」
そう言って彼に助手席の扉を開けられるままに乗り込み、誕生日最後の時間を彼と車で過ごすことになりました。車内で流れる音楽は、どれも私好みのものばかり、今日に限って素敵な選曲をしてくれているなあノートさんって思っていたら、12曲めくらいに彼がオーディオからCDを取り出しました。
「これ、君のこと考えて曲選んで作ったCD、誕生日おめでとう!プレゼントするよ」
その日以降、このCDは私の宝物です。