レンガ造りの施設は、1942年（昭和17年）に大湊海軍通信隊根室分遣所として建設され、終戦後は花咲港小学校校舎として利用されたそうです。1990年（平成2年）から、「根室市郷土資料保存センター」として根室市とその周辺の歴史、自然資料の収集・保管、展示を行っているそうです。

市内遺跡から出土した考古資料・ラクスマン来航時に描かれた俄羅斯舩之図・樺太の北緯50度線上に置かれ日本とロシアの国境を明示していた国境標石・チシマラッコの標本など貴重な資料が展示されています。

施設への入館は、無料です。

また、根室市の歴史と自然を楽しく学ぶことができる自然観察会や企画展なども行っていますので、ぜひご参加ください。

開館は、午前9時30分から午後4時30分で、閉館日は月曜日・祝休祭日・年末年始（12月29日～1月3日）です。