岩内町開拓の歴史・民俗・産業などに関する資料が収蔵・展示されており、屋外の駐車場には実際に漁で使われていた全長約10ｍのニシン枠船が展示されています。

館内には、ニシン建網漁のジオラマ・ニシン漁関係漁具・親方が使用していた調度品など当時盛んだったニシン漁の歴史を中心に、1856年（明治11年）に発見された北海道最古の「茅沼炭鉱」の資料、日本のアスパラガス発祥の地の資料、北海道最初の水力発電の資料、国産ビール誕生の源となった野生ホップ発見の資料などが展示されています。

また、岩内町と関係の深い作家として夏目漱石・有島武郎・長田幹彦・水上勉の資料も揃えられており、岩内町に残されている夏目漱石の戸籍も展示されています。

開館は午前9時から午後5時で、休館日は月曜日 （祝日の場合は翌日）、12月から翌年3月は冬期休館となります。