旧：日本国有鉄道の富内線の振内駅が、廃線・廃駅に伴い、旧国鉄富内線の歴史を後世に伝えるため、鉄道記念館として整備されました。

当時の駅舎は撤去されましたが、バス待合所兼用の建物が造られ、内部にはC58形蒸気機関車の動輪・閉塞器・保線用具・各種備品・写真パネルなどが展示されています。

敷地内にはホームとレールが保存されており、D51形蒸気機関車（23号機）と客車が展示され、ホームには振内駅のほか「幌毛志駅」・「仁世宇駅」・「岩知志駅」の駅名標も移設保存されています。

また、客車は夏季の5月から9月の期間、簡易宿泊所（ライダーハウス）として利用することができます。

なお、旧・振内駅の名称は地名が由来で、アイヌ語の「フレ・ナイ」（赤い川）を意味しているそうです。

開館は5～10月の9:00～16:30ですが、常時の開館は行われていません。事前に平取町役場振内支所に連絡し、見学を申し出る必要があります。

休館日は土曜日・日曜日・祝日と11月～翌年4月です。