貝取澗川の渓谷にある温泉郷で、以前は国民宿舎「あわび山荘」と日帰り入浴施設「大成国民温泉保養センター」が棟続きで建っていましたが、日帰り入浴施設「大成国民温泉保養センター」は老朽化に伴い、2014年（平成14年）3月で営業終了となりました。

名前のとおり、アワビやウニなどの養殖が近くで行われており、この温泉を利用しているそうです。

豊富な湯量を誇る温泉の泉質は「ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩泉」で、源泉温度は51.2℃で源泉100％掛け流し、茶褐色の湯はリューマチ・神経痛・更年期障害・筋肉痛・冷え性・切り傷・打ち身・捻挫などに効くそうです。

内湯の岩風呂の大きな主浴槽は、かつては混浴になっていたそうですが、現在は中央に仕切り板が設けられて男女別となっており、貝取澗川を望む東屋風の露天風呂もあります。

館内では、温泉熱を利用した養殖アワビの「あわび釜飯」などの食事ができ、無料の休憩室もあります。

日帰り入浴の利用は、5月から8月が9：00～21：00・11月から4月が9：00～20：00です。