住宅街の高台にある保育所が併設した珍しい町営の日帰り温泉施設で、入口には八角形の無料足湯があります。1992年（平成4年）に江差町が、1,202ｍの掘削で温泉を湧出させ「江差町ぬくもり温泉」（別名：尾山温泉）と呼ばれる「江差町温泉保養施設」をオープンしたそうで、1995年（平成7年）に)開業したことから、民業圧迫を回避するため、高齢者向けの福利厚生施設となったそうです。その後、民営の温泉施設が経営破綻で廃業したことから、2006年(平成18年)から町営の日帰り施設として一般開放（有料）し、現在に至っているそうです。泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、源泉温度は51.4℃、バルブ調整のみの源泉100％掛け流し、無色透明の湯は重曹を含みアルカリ度が高いので肌がツルツルになり、神経痛・筋肉痛・関節痛・疲労回復・冷え性などに効くそうです。浴場は、体の不自由な方やお年寄り用に、手摺やスロープが設けられ、利用し易くなっています。食事処はありませんが、絨毯敷きの無料休憩室があります。営業は、午前11時から午後5時 で、定休日は毎週月曜です。