標高334mの紋別山（通称：大山）の山頂に設けられた高さ31mの展望塔（展望室床面高24m）で、テレビ放送・ＦＭ放送の中継局が併設された施設です。

通称の「大山」は、アイヌ語の「ポロシリ」（大きい・山）に由来するそうです。

眼下に紋別市の街並み・緩やかに孤を描くオホーツク海、コムケ湖・サロマ湖の幌岩山（標高376m）、遠くに日本百名山の秀峰「斜里岳」（標高1,547m）・「海別岳」（標高1419.3m）・主峰「羅臼岳」（標高1,661m）を始めとする知床半島の山々・北見富士（標高1,291m）・大雪連峰などが望め、夜は夜景、冬にはオホーツク海を埋め尽くす流氷原を一望できます。

山頂の周辺は、「大山山頂園」・麓は「オホーツク森林公園」として整備され、オリエンテーションや宿泊に利用できるレストハウスやコテージがあり、バードウォッチング・森林浴・植物観察・野鳥観察などが楽しめる遊歩道（4コース）もあります。