小平町の達布地区から沼田町の中心部を結ぶ総距離32.3kmの一般道道で、山間を通り抜ける全線舗装・フラット路面の山岳ワインディングロードで、天気さえ良ければ、爽快・快適なドライブが楽しめます。

春は残雪と新緑、夏は深緑、秋には素晴らしい「紅葉ロード」となります。

区間の途中には、牧場が一軒と温泉施設があるのみで、交通量は殆どなく、民家は皆無、交通信号機も自動販売機もありません。「ガス欠」に注意が必要です。

峠は、黒石山（標高303m）の山腹の「達布峠」（標高219m）で、付近には石炭の露天掘り場が残っています。その昔、この辺りには留萌炭田の「昭和炭鉱」と「浅野炭鉱」が存在し、炭鉱鉄道も敷設されていたそうです。

所々で、炭鉱住宅・ホッパー（石炭貯蔵槽）・給水塔・廃線の橋脚跡などの炭鉱遺構を垣間見ることができ、「栄枯盛衰」の儚さが感じられますよ。

なお、スポットへの進入は、「終点」側の沼田町から入ると、分かり易いですよ。