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免許取得物語 第1話
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第1話驚くほどの低スペックに、それでも気持ちは前向きに

適性検査  - 人としてはアリだが、運転が上手くなれるかどうかは…… -

こんにちは、未来のドライバーの卵、高橋です。

さて、 入校式に続いて別教室で行われるのが、いわゆる「適性検査」というテストです。
免許取得に興味のない人でも、名前くらいは聞いたことはあるのではないでしょうか。
テストとはいえ、これは別段難しいことを求められるわけではありません。 設問ごとに指示された要領でさっさかさっさかと答えればいいだけですしね。

なので私も担当教官の話に耳を傾けつつ、配られた鉛筆ですいすいと進めていきます。
ただ、ひとつだけ気がかりなことが発生。
それは教官が「次の問題は、深く考えず、とにかくひとつでも多く書き込んでください」と指示してきた問題の時。よしよし、頑張ってさっさかさっさか書くぞと意気込んだんですが、途中でふと気がつきましたよ。
あのですね、自分の鉛筆がたてる音のリズムが、周囲の若者たちのそれと、あきらかにペースが違うんです。私が「さっさ、さささー」くらいのもんだとすると、周囲から聞こえてくるのは「かかかかかかーっ!」ほどのハイペース。
ぬお! これが若さか? この力強く流れるようなリズムが、若い反応というものなのか?

そんな焦りとともに終えた適性検査。知識を問われるテストではなかった分、手応えがわからないので、終わったあとの満足感はちょっと薄目。

問題によって、求められる回答がさまざまなのが適性検査の特徴です。
正解を探すようなものから、自分の何気ない判断を問われるものまで。
でももちろん、答えられないような問題は出ませんので、気楽に真面目に受ければいいと思いますよ。

で、後日。指定された日に診断書という名の結果をいただきました。
心身ともに健康で、社会的成熟度も高評価。さすが年の功。運転に向くかどうかの性格特性も、ほとんどデコボコのないバランスのいい感じで結構な評価。

でも、運動機能がどれもこれも素晴らしく「ちょっと低め」だったんです。
例えば、注意力が少し低くても、それをカバーできる判断力があれば「よし、運転の時には特に注意をしよう」と心がけられますよね。
しかし、全部が全部、ちょっとずつ低めだったのですね。判断力が、考え過ぎで少し遅くなる傾向がありつつ、でもかといって緻密なことが得意じゃない。柔軟性もそこそこしかないくせに、調子の良し悪しにムラがある。
これはもう、「絶対とにかく全方位に気をつけて運転しなさい」というお告げ(?)なのでしょう。
確かに思い当たるフシはありますよ。そりゃあ、反論はしません。でもでも、全体でいえば「人格的にはそこそこ素晴らしいが、運転する時は人の3倍くらい頑張ってね♡」といわれたようなもんです。軽くヘコんでも、罰は当たりません。

そう、 問題は「自分の性格などの傾向を知る」ことと、それを運転の時に反映すること、なんです。
ま、僕なんかはなーんの問題もない、超優等生でしたけどね。そうじゃなくても気にしない、気にしない!

なるほど、勢いで新しいことを習得できるお年ごろは終わり、自分の低めのスペックとどう付き合いながらコトを進めていくか、そんなタームなのだな。
そう感じ入りながら、それでも「これで運転が上手にできたら、スゴイじゃん、オレ?」と、気持ちはちっともくじけない、そんな感じで帰り道をたどったのでした。

ドライブ・シミュレーター - 覚えるための教習、ということに気がつく -

助手席とはいえ、これまで何度も何度も乗っている自動車。
さあ、これからはまさに自分の手で運転するのだ、と溢れる期待と一抹の不安がいい具合にミックスされた実地教習の第1回。
軽く足首でも回しておこうかくらいの前傾姿勢の心持ちで向かったのは、教習コースではなく、やはりまた別の教室。
それはそうです。いきなり 本物の自動車に乗る前に、ドライブ・シミュレーターでの教習があるのでした。

しかしこちとら伊達に歳は喰っておりません。
ゲーセンで100円玉を握りしめてポールポジションを争った世代、恐るるに足りません。
ところが、やはりゲームとは違いますね。教官の指示に従ってシートの位置を調節し、イグニッションキーを回す、というような手順を踏んでいくうちに、これは単なる 「機械を使ったシミュレーション」なのではなく、実際の自動車を運転するために「覚える事柄を改めて確認する」ということなんだ、ということに気がつきます。
そう思い当たったところで、背筋がピンシャンと伸びたのでした。

さらに生粋のゲーム世代の僕にとっても、やはり教習所のドライブ・シミュレーターは別物、という感想を持ちましたね。
なかにはゲームとの差に気がつかないで、ガンガンに飛ばしてドシドシぶつける強者もいるようですが、なにをしてもいいというわけではないので、ここは主人公の高橋さんの姿勢を見習いましょうか。

オートマティック(AT)専用の免許取得を目指している私なので、運転に関する操作はシンプルそのものです。足での操作はアクセルかブレーキのどちらか。手はステアリングに集中。ただそれだけです。
いや、それだけの「はず」でした。

でもね、皆さん。
運転中に「あ、いっけね」とやってしまった操作ミスは、もしかしたら取り返しのつかないことになるかも、じゃないですか。
そういうリスクヘッジを常に意識する社会人としては、簡単な操作手順のひとつひとつを、ないがしろにするわけにはいかないのです。
いい感じに動いたからといって安心せず、きちんと正しい手順で操作すること。それを身につけるのがいかに大事なのか、に気がつきました。
新しい発見は、なんだか胸を熱くしてくれます。
一歩ずつでも前進するぞ、と心に誓う私なのです。

……と頑張るおじさんは言っています。確かにそうです。ただ、手順は本当に決して難しいものではありません。一度覚えてしまえば、駐車の時、サイドブレーキとパーキングにギアを入れるの、どちらが先か、なんてことには迷いませんしね。
運転上達には、慣れることが最短の近道です。なので、慣れるのに時間のあまりかからない、若さのあるうちに免許を取りにいく、というのは大いにメリットのあることだと思いますよ。

ということで、次回はとうとう実車での教習。
そして、睡魔との厳しい闘いが予想される座学、
初めてづくしの本格的な授業が始まります!

最後にもう一度!今回の用語解説

高橋さん、今回覚えた用語をもう一度解説しておきますね。トリビア的な内容もメモしたので、デキる教習生にもなれますよ。

・性格診断テスト
一般に適性検査ともいわれるものの、運転免許センターで受ける視力や聴力の検査のも適性検査と呼ばれており混同しやすいのでご注意を。このテストは安全運転をする上で、自分にどういう運転傾向があるのかを測るもの。「警視庁方式運転適性検査K型」と「OD式安全性テスト」の2種類がある。

・サイドブレーキ
パーキングブレーキが正式な呼び名。サイドブレーキは和製英語で通称で、最近はいろいろな機構や設置場所があるので「サイド」の言葉は使われなくなってきています。運転中の減速を主目的としたものではなく、駐停車するときに使用。主にブレーキレバーを引き上げてブレーキをかけ、解除するときにはロックを外します。

次回はいよいよ第一段階の実車編!気を引き締めていきましょう!高橋さん!