北海道道949号（オンネトー線）の雌阿寒温泉とオンネトーの間にある褐鉄鉱が堆積して赤褐色の水を湛える周囲約200ｍの沼です。

この赤茶色を帯びた色は、鉄分を豊富に含む堆積物によるものだそうですです。春には池の周りにピンク色のハクサンシャクナゲが咲き、夏には周囲のアカエゾマツの新緑と沼の赤色が鮮やかなコントラストを生み出し、秋には紅葉に囲まれオレンジ一色になります。

錦沼の水がオンネトーに流れ込ことがオンネトーの神秘の色を生み出す一つの要素となっているそうです。

散策路の「オンネトー東湖岸コース」では、錦沼のから流れてきた水による褐色川底がオンネトーの白い湖底に変化するところを見られる場所があります。