古くから一部の地元民に「おいしい」と評判であった湧水周辺の土地を、北見観光協会が地権者から無償貸与を受け、取水口・歩道・駐車場・看板などを整備し、一般に開放しています。元々は地元の農家が実際に使っていた井戸水だそうで、水温10度の冷水が毎分16リットルほど湧き出ているそうです。

利用の際には、取水マナーを遵守し、協力金を入れましょう。

かつては、この地域一帯は湿地帯で、所々に鉱泉（含食塩重曹硫黄泉）の湧出がみられ、「シュブシナイ鉱泉」（後に若松冷泉）と呼ばれて、温泉旅館もあったとのことです。

「シュブシュブシナイ」とは、アイヌ語で「鉱泉の湧く沢」の意味だそうです。

現在は、北見市内に所在するホテルが、源泉をタンクローリーで定期的に輸送し、大浴場の「若松の湯」として利用しているそうですよ。