標高828mの「小坂山」（二等三角点）の麓に連なる標高約300～500mの丘陵地で、「乳牛」の育成を目的とした大規模な牧草地（足寄町営大規模草地育成牧場）が設けられています。

東京ドームが約270個も入る程の広さ（面積約1,265ha）で、「ナイタイ高原」（面積約1,700ha）のような景色です。

観光客が殆ど訪れない最高のロケーションで、晴れた日には東に雌阿寒岳・雄阿寒岳・摩周岳、南に日高山系の山々、西に大雪山系の山々を一望する絶景で、夜の星空も実に見事です。

場内には駐車場・管理事務所（トイレ併設）・休憩施設があります

なお、牧場に通じる北海道道468号（清水谷足寄線）は、牛乳を集荷するタンクローリーが通ることから、通称「ミルクロード」と呼ばれています。

また、牧場の近くには、丘陵地の中腹から湧出する落差約15m・幅約5mの「白糸の滝」があります。

木々の緑の中を、細い白筋を描きながら流れる優美な「段瀑」で、この滝の上流には川がなく、滝の落ち口付近の地下から湧き出す水がそのまま滝の流れとなって「西塩幌川」へと注いでいます。