長流川（おさるがわ）沿いに、公共の「蟠渓ふれあいセンター」をはじめ、数軒の温泉施設が点在する静かで鄙びた温泉郷で、古くはアイヌの人々が湯治に利用していたそうで、温泉の名称はアイヌ語の「パンケ・ユ」（川下の温泉）に由来するそうです。

開湯は明治時代で、最盛期には芸奴衆もいる賑やかな温泉街であったそうですが、現在では侘び寂びれた雰囲気の温泉地になっています。

泉質は「食塩石膏硫化水素泉」で、源泉温度は63度、無色に澄んだきれいな湯で、高血圧・リウマチ・動脈硬化・湿疹・気管支炎・胃腸病などに効くそうです。

また、長流川の河原には、無料で入浴可能な露天風呂「オサルの湯」もあります。源泉温度が高いので、川の水を引き込むなどの工夫が必要ですよ。