北見山地の最高峰「天塩岳」（標高1,558m）の東側、滝上町と上川町を結ぶ「浮島峠」 周辺の「上川浮島風景林」に囲まれた標高約870mの溶岩台地に広がる面積約22haの山地高層湿原で、渚滑川の源流の一つでもあります。

大小70余りの沼が点在しており、その幾つかには湿原草の根によってできた浮島があることから、この名がつけられたそうです。沼の深さは、「東ノ沼」の約2.5mがもっとも深いとのことです。

湿原周辺には、エゾヒツジグサ・モウセンゴケなどの水生植物、モウセンゴケなどの湿性植物、エゾイソツツジ・チングルマなどの高山植物やミズバショウが自生、エゾサンショウウオが生息し、野鳥も多く飛来するそうです。

駐車場・バイオトイレ・木道散策路が完備されています。
見頃は、6月上旬から10月下旬です。