道北エリアの北見山地ピヤシリ山系内の中腹（標高797M）にある広さ25haの日本最北の高層湿原（北海道自然環境保全地域指定）で、「日本の重要湿地500」の一つに選定されています。

湿原の周囲には幾百年もの風雪に耐えた矮姓のアカエゾマツやハイマツが茂り、湿原内にはワタミズゴケ・ムラサキミズゴケ・イソツツジ・ショウジョウバカマ・ミネハリイ・ワタスゲ・ミツバオウレン・モウセンゴケ・ツルコケモモなど、コケ植物15種・シダ植物20種・双子葉植物139種・単子葉植物22種・ラン科3種の計199種の植物が確認されているそうです。

全長1.2km(所要時間約30分)の木道が設けられ、三つの沼（えぞ松沼・つつじ沼・ハイ松沼）を巡ることができます。

入山期間は、6月中旬頃から10月中旬頃です。