雷電山（標高1,211m）の南麓（標高550ｍ）に位置するニセコエリア最大の湖で、尻別川の源流の一つでもあります。

大自然の中に、ひっそりと佇む東西に細長い湖（縦約360m・横約140m）で、エゾサンショウウオの生息地となっています。

周囲は、トドマツ・エゾマツ・ダケカンバなどの原生林に囲まれ、風の音・木々の枝葉の音・野鳥のさえずり以外は何も聞こえない秘境です。

湖の名称の由来は、「新蘭越町史」によると、キツネやタヌキが多く生息していたいたことから、「狐狗狸湖」となったそうで、その後に漢字表記がカタカナに替わって、現在はコックリ湖と呼ばれているそうです

湖畔の入り口は、広場となっており、半割り丸太のベンチが点在しています。

なお、11月下旬から翌年の5月中旬までは、積雪のため、進入が困難です。