丹頂鶴の撮影スポットで有名な湖。夕方には湖の中を鹿が移動する姿は北海道の雄大な自然を感じます。

根室半島の付け根に位置し、根室市と野付郡別海町に跨る周囲約６５km・面積約５６k㎡の湖（汽水湖）で、道立野付風連自然公園の一部となっており、広大な湿原や森林、砂丘など変化に富んだ自然環境が広がっています。

湖名はアイヌ語の「フーレ・ペツ」（赤い川の意味）と「トー」（沼の意味）が由来だそうです。

湖の周辺は、広大な湿原と森林で手付かずの自然が残り、数多くの野生動物や植物が生息し、ラムサール条約登録湿地に登録されています。

　国内最大の白鳥の飛来地であり、約260種の渡り鳥が確認され、世界有数の中継地点となっています。

特に春と秋には、１万羽を超すオオハクチョウ、ヒシクイ、コクガンなどが飛来します。

　なお、白鳥が飛来するのは１０月上旬から結氷する１２月下旬まで、翌年の３月中旬から５月上旬までの期間です。