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第2話中堅ドライバーのイラ山さんも体験して世界が変わった!

まずはワンペダルでの運転を試してみた

みなさん、車中から失礼します。イラ山です。
今回は、普段日常的に運転をしている中堅ドライバーである私が運転支援機能を体験し、レポートしていきます。
インテリジェントアラウンドビューモニター※1を使った駐車体験で興奮冷めやらぬ高橋さんは、ナビシートにて主にご機嫌を伺うそうです。

さて、前回に引き続きノート e-POWERに乗車しているわけですが、運転支援機能と呼ばれるものが、本当にたくさん搭載されているのですねえ。

みなさん、お世話になっております。デキ若です。 この車をはじめ、様々な車種に最新の運転支援機能が搭載されているのですが、それをひとつずつ解説するのは時間が足りないので、まずはイラ山さん、e-Pedal Stepを体験していただきましょう。

では、この先の赤信号の手前まで行ったら、ゆっくりとアクセルペダルを緩めてみてください。そして最後にはブレーキペダルを踏んで停止です。

では、赤信号なのでゆっくりとアクセルペダルを戻しますね。

あ、あ、あ、減速しました。
すごいです、すごくスムーズです。

スーッとなめらかに減速できて、運転のプロになった気分ですね!

あまりにスムーズなので、助手席の高橋さんもうっとりしてしまうレベルですよ。

これは、ブレーキで生じる余剰エネルギーを回収するための回生ブレーキを利用して、モーター発電をコントロールしてとても自然な減速を実現した仕組みです。
モーターで加減速する自動車ならではのクイックな反応が楽しいですし、イラ山さんがおっしゃったように、とてもスムーズですよね。

感じていなくてもストレスを受けている!?

減速もそうですが、最後にイラ山さんがブレーキを踏んだ時まで、とてもスムーズでしたよ!最後にギュッと止まってしまう、いわゆる「かっくんブレーキ」にならずに済むんですね。
あれをやっちゃうと、いかにも運転ベタって感じがして、恥ずかしいですし、こうやってナビシートに乗っていると、スムーズな停車がどれだけストレスにならないか、よくわかります!

青信号になったので、そのままアクセルを踏みますね。
ああ、そうか!ストップ&ゴーが頻繁な混んでいる一般道だと、アクセルとブレーキの踏み替え回数が減るんですね!
なるほどなるほど、これ、慣れたらすごく楽ですねえ。

加減速を1つのペダルで行えるので、山道などのワインディングロードをドライブするのも、とても楽しいですよ。このように、普段から頻繁に運転する人にとっての快適さを向上させるのも、最新の運転支援機能の特色なのです。

普段の生活においても、人は常に小さなストレスにさらされています。そしてそれは運転中でも同じことです。小さなストレスの蓄積はリスクとなり、リスクを自覚した上で行動することで、人は普段以上にストレスを感じてしまいます。

つまり、ストレスをそのままにしておくことは、悪循環を放っておくことなのです。
だとすれば、ストレスや、そこから生まれる疲労を軽減する運転支援機能を搭載することは、ドライバーさんたちの快適性と安全性を向上させることに違いないのです。

なるほどー。運転が好きで、なおかつ安全に気を使う優良ドライバーである私であっても、事故を起こさないように気をつけることもストレスになっちゃうんですね。
そして、支援機能が安全性を高めてくれれば、ストレスも減るし、疲れにくくなるから、より安全に運転ができる、と。

運転が楽になると運転していない時にも良い影響が

さらに、そういう精神的負担は、無意識のうちに行動を制限してしまいます。運転に習熟した中高年の方から、若い頃のように無目的にドライブするようなことが少なくなった、という話をよく聞きます。
運転支援機能を活用することによってストレスを軽減できれば、そういう無意識の行動制限を緩めることとなり、いろいろな計画や行動の幅が広がるかもしれません。
心理学的には展望の幅が広がる、といい、行動範囲が広がり行動頻度が増えることとなります。

あのう、高速道路で運転するときに助けてくれるプロパイロット※2って、実際のところはどうなんでしょうかね?
運転中級者のイラ山さんには、あまり必要のない機能なのでしょうかね?

実は、試しました!
高速道路での運転を支援してくれるプロパイロット※2は、本当に運転を楽にしてくれますね。
車間距離や速度の維持、さらにプロパイロット2.0※3ならハンドル支援やカーブの速度制御も助けてくれる。これって、まるで横に副操縦士がいて、運転を助けてくれているみたいでしたよ。

プロパイロット機能のいろいろな補助機能が微調整をしてくれるんですけど、私、わかっちゃいました。単調のように思える高速道路での運転でも、ドライバーって実はそういう微調整を常に行なっているんですよね。でも、そこを運転支援機能が手助けしてくれるから、運転がすごく楽に感じるんです。
つまり、やることが減って運転が楽になるのではなく、気がつかない小さな作業を手助けしてもらえるから、気がつかない小さなストレスが減って、高速道路での運転全体が楽になるんです。
楽になって居眠りしちゃうんじゃないかとか聞きますけど、疲労がたまらない分、眠くはなりませんでしたね、私は!

こういう安全性の向上のための機能は、頻繁に運転をする私のような人にとっては本当にありがたいです。
頻繁に運転をするということは、運転をする必要があるからですよね。仕事やレジャーだけじゃなくて、家族のために長距離を移動する必要があったり。そういうシーンで精神的な負担が軽減されることは、運転以外の時間にも良い影響が現れるはずですし。

私のような中高年こそ、新しい運転支援機能を試さなければいけませんね。
きっと、操作が複雑なんだろうな、と敬遠していました。
そういえばイラ山さんがあんまりイライラしてませんからねえ。これも良い影響なのかも……って、睨まれました、今。

何を楽しいか、何に価値を感じるかは、ドーパミンなどの代謝パターンと関係するとされています。それは人それぞれですから、新しいものに少し苦手意識を感じるのも仕方がありません。でも、最新の運転支援機能は想定以上の快適さを提供してくれましたよね?心理学では、期待以上のものを求めないタイプの人が、新しいものに消極的な傾向があるとされています。
だから高橋さん、もっともっと最新の運転支援機能に期待をしてください。
そうすれば、もっともっと運転が楽しくなるはずです!

運転する機会が増えれば、運転ベタからも脱却できるはずですしね。
っていうか、キーレスエントリー見たことがないって、どれだけ運転してなかったんだか……。

2回引っ張るほどのネタじゃないですよ!
ということで、次回はみなさんから募集した「運転苦手あるある」の優秀作の発表です。
きっと面白いネタや共感するエピソードなどが集まっていることでしょう!
私のキーレスエントリーネタなんて、吹き飛ぶような!
ということで、次回をお楽しみに!!!

テキスト/ドライブトーク研究室(クラッチ渡辺研究員)
監修/神奈川大学教授・臨床心理士 杉山 崇

※1:インテリジェント アラウンドビューモニター
・インテリジェント アラウンドビューモニターはドライバーの安全運転を補助するものであり、システムの能力には限界があります。天候や路面状況などによっては作動しないことがありますので、システムだけに頼った運転はせず、天候や路面状況に合わせた運転、周囲の車両・歩行者の確認など、安全運転を心がけてください。
・モニターにて確認できる範囲には限界があり、カメラ位置より高い物体は表示されません。必ず車両周辺の安全をミラーや目視で直接確認してください。
・車両上方から見下ろしたような映像にはつなぎ目があり、物やクルマが不連続になるとともに高さのある物体は表示されないことがあります。また、クルマが倒れこみ、実際の位置より遠くに表示されることがあります。
・MOD(移動物検知)機能は自車周辺の移動物をドライバーにお知らせすることで、安全確認をサポートする機能です。すべての移動物を検知できるわけではありません。また、静止している物は検知できません。車両の操作をするときは、周囲の安全をミラーや目視で直接確認してください。
・作動には一定の条件があります。機能の詳細は取扱説明書をご確認ください。
・インテリジェント アラウンドビューモニターの設定条件は、車種・グレードにより異なります。またはメーカーオプション設定となります。詳しくはカーライフアドバイザーまでお問い合わせください。

※2:プロパイロット
・プロパイロットは高速道路や自動車専用道路で使用してください。プロパイロットはドライバーの運転操作を支援するためのシステムであり、自動運転システムではありません。安全運転をおこなう責任はドライバーにあります。
※わき見運転やぼんやり運転などの前方不注意および雨・霧などの視界不良による危険を回避するものではありません。 ・先行車との車間距離、車線内の位置、周囲の状況に応じてアクセル、ブレーキ、ハンドルを操作するなどして、 常に安全運転を心がけてください。
・システムの能力には限界があり、天候や路面状況などによっては作動しないことがありますので、システムだけに頼った運転はせず、天候や路面状況に合わせた運転、周囲の車両の確認、十分な車間距離の確保など、安全運転を心がけてください。
・プロパイロットの操作方法や重要な注意事項などが記載されていますので、ご使用前に必ず取扱説明書をお読みください。
・プロパイロットの設定条件は、車種・グレードにより異なります。詳しくはカーライフアドバイザーまでお問い合わせください。

※3:プロパイロット2.0
・プロパイロット 2.0は自動で運転する装置ではありません。ドライバーは周囲の状況や車両の動作に常に注意し、確実にハンドル、ブレーキ、アクセルを操作し、安全な運転を行う責任があります。また、プロパイロット 2.0は、側方にいる車両に反応しません。
・システムの能力には限界があり、天候や路面状況などによっては作動しないことがありますので、システムだけに頼った運転はせず、天候や路面状況に合わせた運転、周囲の車両の確認、十分な車間距離の確保など、安全運転を心がけてください。
※合流部、カーブを走行するとき、また大型車両が隣の車線を走行しているときは特に周辺車両に注意し、必要に応じてハンドル操作をしてください。
・ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフが可能となる運転支援システムです。
・対面通行路、トンネル内、急なカーブ路、料金所・合流地点及びその手前などでは、ハンズオフできません。
・ハンズオフができない区間に入るときにはシステムが事前にドライバーに報知するので、ドライバーはハンドル操作をする必要があります。
・プロパイロット 2.0の設定条件は、グレードにより異なります。詳しくはカーライフアドバイザーまでお問い合わせください。