まだ私が生まれていない頃なので正確には父と母のエピソードになります。遡ること50年ほど前、ピカピカの新車、ブルーバードで意気揚々と帰宅した父。新車を母にも見せたかったのでしょう、車に忘れ物をしたから取ってきて欲しいとの事。母も確か緑の車と聞いていたので、車種は分からずとも色で分かるだろうと外に出ました。なかなか戻らない母に父が訝しんでいた頃、何処を探しても緑の車がないと困惑した様子で戻ってくる母。二人で表に出ると、ちゃんと愛車のブルーバードはそこにあります。「?」「?」だってそこには茶色の車が!そう、父が緑の車だと思っていた車は、実は茶色の車だったのです!ゆるい時代でした。笑