涙の誕生日

愛犬２匹の間に赤ちゃんが生まれた。初めての出産にも関わらず、母犬は懸命に育児をしていたが、母犬の容態がどんどん悪くなり、病院に連れていくと、今すぐ手術しないと命が危ないと言われた。せっかく赤ちゃんが無事生まれたのにお母さんが死ぬなんて。手術の日が私の誕生日。1人病院まで泣きながら運転した。いつもは15分くらいの道がとても長く遠く感じた。手術が終わり、普通なら入院になるけど、赤ちゃんにお乳をあげる為にすぐに退院。痛々しい姿で助手席に横たわる母犬を見てまた泣いた。母犬の愛情をたっぷり貰った4匹はスクスク成長して先日1歳になった。あの日のドライブを思い出すと今でも涙が出ます。