投稿日:2019/04/14 投稿者:あひるのけんさん さん (大阪府・70代・男性)

住み慣れた街をあとにして、名神高速道路を大阪に向かって走っているときのこと。
私は新任地のことで頭がイッパイ、子供達も初めての土地での生活に不安な気持ちでイッパイ。
重ぐるしい車内の雰囲気が続いていました。
薄暮が迫る頃、大津付近で、突然、次男が前方の車を指差して「かんどの車だよ!」。
それは、初めて見る神戸ナンバーの車でした。車内は笑いで満ち溢れ、その瞬間、家族全員が新生活を一緒に頑張ろうという気持ちになれました。
その時見えたきた京都の街の灯りは、今も家族の大切な思い出の中で輝き続けています。