15年前の春に勤めていた会社が整理解散となり、何とかなると安易に考えていたが。バブルが弾けて不景気な時代に思い通りに事は運ばず、これから先のこと特に生活していくために勤め先を探すのが先決と思い、何社か応募してみたが、纏まらずに不安が募るばかり。懐もさびしくなるばかりなのに、家内と長期の車での旅に出た。そのころは、まだ車中泊という言葉すら無く、宿泊代を浮かすための車で寝て、観光地を回ったのを思いだします。現実から逃げていたのでしょう。長期の旅行の最後に自宅に向かう時に桜の開花時期と重なり旅先から桜を追って自宅に向った時にフロントから見える桜が綺麗だったのが記憶にあります。