昭和40年ごろ5月の連休に婚前旅行と洒落込んで日産ブールーバード・ファンシーDXに彼女を乗せ九州半周。初日長崎の小浜温泉で仲居さんに「お風呂の用意が出来ましたご一緒にどうぞ」の言葉に胸を躍らせ、翌日島原から熊本三角までのフェリーの船上デッキで見る海の青さに感動し、夕暮れの阿蘇山の鼓動を体に感じ、当時阿蘇山は小噴火しておりバッミラーに映る赤い噴炎が幻想的で、開通間もないやまなみハイウエーは真っ暗で前後に車なしに不安を感じながら城島高原ホテルの灯りが見えたときは緊張の疲れがどっと出た。翌朝、城島高原のすがすがしい朝に出されたミルクの美味しかったこと・・・・・