

小学生の時、父の買った新車の日産サニーで祖父を連れて、父、母、姉の5人で伊勢神宮に初ドライブしました。遠かった印象がありますが、母は父の運転の邪魔にならないように子供たちをコントロールし、祖父は紳士のような格好でパイプをくわえ、父に昔話をして楽しそうで、休憩時には祖父に御馳走を食べさせてもらって楽しかった思い出が残っています。伊勢神宮では、樹齢何百年の太い木の幹を家族全員が手をつないで囲み、「みんなでやっと囲めるくらい太いね」って感動した記憶がありますが、今の私の家族では、みんなで手をつないで囲む発想は誰からも出ないのでないかと思われ、昭和の純粋さがなつかしく、うらやましく思い出されました。