70万都市長崎から１時間の距離にこんなところがあるなんて、文学館のある岬からは遮るのもの無い東シナ海の遠望を楽しめますし、ここまで急いで運転しては気づきませんがリアス式海岸沿いの県道のドライブはコーナーをめくる度に眺望をめまぐるしくかえてくれます。この土地と遠藤周作との所縁は隠れキリシタンをテーマにした作品です。近くには物語にかかわる史跡あるいは建築が今なお健在です。

15年前に長崎に引っ越してきてからいろいろなところを見て回りましたが、長崎市からお金を使わずにドライブコースとしておすすめなのは、長崎市から西海市コースだと思います。まず、有料道路やフェリーを使わなくても長崎の自然や文化・食を一度に楽しめます。日帰りコースなので、何度も明日を運ぶことが出来ます。また、車が少なく渋滞がありません。きれいな海を見ながら教会に立ち寄り心を癒したら、道の駅やレストランで地元の料理を味わうことが出来ます。お金を使いたくないと言う20代の人から、のんびりと余暇を過ごしたいという熟年の方まで満足した1日が過ごせるのではないでしょうか。ド・ロ神父記念館とド・ロ様ソーメン、道の駅夕陽が丘そとめ、遠藤周作文学館と大自然の景色がおすすめです。