我が子をお産で亡くし何も出来ず外出もせず、ただただ泣いていた私を夫と子供たちが海へ連れてきてくれました。桜の終わりの季節、海岸線を走り久慈の海へ。家族が増えるからと、少し大きめの車を購入したのに、空っぽのベビーシートを見るたび泣いてしまっていました。しかし、私たち家族しかいない海岸で思い切り泣き、亡くした我が子を想い家族で貝を拾い、大きな海が哀しみを包み込んでくれるように感じたのを覚えています。あの日のドライブは亡くした我が子を空へそして海へ送り、私たち家族の新たなスタートとなりました。忘れられない1日です。