10年の介護を充分にして見送った父は、戦前に地域で最初に運転免許証を取得し、昭和30年代からダットサン等日産の車が好きで、私も『脱兎のごとく』の慣用句を子供ながらにネーミングの面白さについて感慨を持っていました。父はSUNNYが大好きで、昭和40年代から80歳まで歴代のSUNNYでした。白いSUNNYに乗ってあちらこちらを家族を乗せて旅行していました。伊豆、飛騨、能登、東北、日光等々。私が運転免許を取得してからは、父が疲れるとわたくしが運転を変わり、運転免許を持っていない母も喜んでいました。母が一番多く父と旅行し二人ともSUNNYを日本一楽しんだと確信しております。