投稿日:2018/12/27 投稿者:ミヤキョウタイセン さん (宮城県・60代・男性)

大学四年生の今頃、帰郷することもなく、研究室で卒業論文の原稿と向かい合っていました。外は粉雪が舞い、寒さに震えながらペンを走らせていると、同じ寮にいる同級生が当時乗っていた「日産チェリーX1」(前輪駆動)で雪道をものともせず、差し入れを持って来てくれたことがうれしかったことを思い出します。当時生活していた寮の学生はほとんど帰郷していたため、残っていたのは数人で、バイトで帰れない学生、私と同じように卒業論文に取り組んでいた学生だけでしたが、私にとっては、暮れから正月まで家に帰らなかった初めての経験でした。