まだ寒さが残る3月…久々に実家に帰り、父の後ろ姿をみた。
「あぁ、オトンの背中小さくなったな」私の父は60歳定年を迎えた。当たり前のように過ぎていく毎日。何不自由ない生活。
改めて感じた。「あぁ、オトンが毎日私たちのために一生懸命働いてくれてたんだ」と…感謝の気持ちが溢れた。私たち兄弟は両親を旅行に連れていくことした。何十年ぶりの家族旅行だろう。子どもの頃は父が運転してくれたワゴン車で、よく旅行に連れていってくれた。今は私が運転する横に父がいる。昔は無口で怖い顔してたのに、穏やかな顔で話しかけている。家族といる時間はかけがえのないものだ。「オトン、ありがとう」