投稿日:2018/03/20 投稿者:もーち さん (宮城県・30代・女性)

高1の誕生日前日、その日私は友達と遊ぶ約束をしていた。
田舎町にある実家では、家族の足は全て父のお役目。
最寄り駅まで父の車で送ってもらうのは恒例。
当然のようにその日も父に送迎依頼をしたが、断られた。
送ってもらわなきゃ間に合わない。
反抗期只中の私は文句たらたらで、嫌がる父に無理やり車を出させた。
後部座席に乗り込むと、リボンの付いたプレゼントっぽい箱が置いてある。
父は、翌日の私の誕生日プレゼントを車に隠していたのだ。
バツの悪い父と娘。
素直になれない思春期娘の反応はご想像にお任せしますが、いつ思い出してもムズムズ〜っとします。
お父さん、いつも運転ありがとう。