投稿日:2016/12/28 投稿者:のりまこ さん (鳥取県・50代・男性)

子供たちがとても小さかった頃、仕事が忙しくそれを言い訳にしてあまりかまってやれなかった…
仕事に一区切りがついて休みがとれたとき、久し振りのドライブ。
私はハンドルを握り国道を東へ向かう。
後ろのシートには子供たちのはしゃぐ声。
走りはじめて10分もしないのに「もう着いた~?」って、気が早すぎるんじゃないの?
県境のトンネルに差し掛かると娘が「あぁ~トンネルだ~」って窓の外を見てる。
小さい頃、何故かトンネルが好きだった娘も、結婚して子供を産んだ。
孫を抱く娘を見て、ふとそんな昔の他愛のない出来事と、ルームミラー越しに見たトンネルで窓の外を楽しそうに眺める娘の横顔を思い出す。