

6年前の2月、不妊治療の甲斐あって「貴方パパになるんだよ」その年の誕生日は悪阻で布団の中で過ごしました。そして悪阻も落ち着いた10月、突然「旅行に行こう」と言われ箱根にドライブ旅行。当時はサスの固いスポーツカーに乗っていたのに極力揺れないようにゆっくり走ってくれました。そんなパパの気遣いを分かっているかのようにお腹の赤ちゃんもよく動いて嬉しそうでした。ホテルに着いて夕食の時にデザートが運ばれてきて、そのプレートには「3ヶ月遅れの誕生日おめでとう。俺達の子供を宿してくれてありがとう。」と。私の感動が伝わったのか赤ちゃんは元気にお腹を蹴っていました。その年の冬に元気な娘が産まれました。