

今から25年以上前、富士山を見に山中湖に行く途中のことです。隣に座った彼女が、林の中で木の枝が激しく絡まっているのを見て「どうして、あんな風になるの?」と尋ねてくるので、「あれは熊棚といって、熊が木をよじ登って木の実を取ったときにできたやつなんだよ」と教えてあげると、とてもおもしろがって、「側に行ってみてみようよ」と言い出すハメに。しかたなく付き合ってみると、いきなり側の茂みから黒い影が。慌てて逃げた思い出があります。きっと、森の熊さんを驚かしてしまったんでしょうね。冬眠前だったので、きっと餌を食べるので忙しかったはずです。
投稿日:2016/04/17 投稿者:いけりん さん (広島県・50代・男性)