

私が幼い頃、両親は共働きで、私は鍵っ子でした。
私の誕生日の前日、私は一人でスーパーのお惣菜を食べながら、明日も変わらないんだろうなと思ってましたが、夜中に父が帰ってきて私を起こし、明日は朝早くから出掛けるぞと言いました。次の日訳がわからない状態で車に乗り、着いた所は遊園地でした。生まれて初めての遊園地でした。両親はいつも構ってやれなくてごめんね。誕生日おめでとう。今日はいっぱい遊ぼう。と言ってくれました。私は嬉し泣きしながら遊園地を走り回り、思う存分楽しみました。遊園地に親に連れて行ってもらえたのはそれが最初で最後でしたが、私は遊園地が今でも大好きです。