

大きな車に乗っていたパパ。幼い頃の私の指定席は助手席。パパとドライブするのが何よりの楽しみ!そんなある日、お気に入りのカセットテープが伸びてしまい再生されなくなってしまいました。泣きわめく私を困った顔でなだめていつもより遠くドライブに連れて行ってくれてた。あの日の振動と音が30年近く経った今も忘れることが出来ません。
だから私はどうしても昔のハンドルが揺れるような車は温かい気持ちになるのです。
ちょっとした事情で運転免許を取り損ねてしまった私ですが、いつかあの曲を聴きながらあなたを助手席に乗せてドライブするのがあなたの娘の夢です。