父との

最期まで自分の事よりも遺す家族の事や周囲の人の事を想い、癌で早くに亡くなった父。癌発見からの１年間、父の仕事のサポートに北海道や沖縄へ付き添い、仕事とはいえ父娘で回った先々の景色と巡り会った方々は忘れられません。車好きだった父は、願い叶う事はありませんでしたが、「治ったら次はフーガに乗りたいなぁ」と購入を検討していました。
父から届いたメール「○○ちゃん（私）、誕生日おめでとう。お父さんの体調はまぁまぁです。週末は帰って来れますか？運転気をつけて来てね。待ってます。」大変な中やっとの思いでメールを打ってくれて、何気ない内容のメールでも私にとっては宝物。保存して未だに消せません。