私は酒屋の娘です。両親二人で切り盛りしている東京の小さい町の酒屋です。父が運転免許を持っていなかったので母が自動車で配達をしてました。学校から帰ると母の配達についていきました。今から40年も前の話ですので三階建てのマンションなどエレベーターなどはない所も多く、母が重いお酒やビールなどを一生懸命に運ぶ姿を見て育ちました。母を後ろから援護したり、比較的軽いものを持ってあげたりもしました。私は車の助手席にちょこんと腰かけ、今のようにエアコンがあるような快適な車ではない時代です。汗っかきの母は夏の暑い最中も不平不満一つ、言わずに運転してました。私の車の思い出は母の働く姿です。
投稿日:2014/06/20 投稿者:まほらママ さん (神奈川県・40代・女性)