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今日からはじめるエコドライブ
※2010年9月取材の情報に基づきます。
※紹介する方法は一例です。おクルマの取扱説明書に従って、その場の状況に合わせた適切な方法で対処してください。
乗るとき、降りるときもエコドライブ
燃費にやさしい運転は重要ですが、省燃費だけに気を取られ安全運転がおろそかになってしまうと本末転倒です。常にバランスのいいスマートな運転を心がけたいものです。

例えばシートベルトの装着タイミングで考えると…
(1)車に乗るとき:
エンジンスタートはシートベルトをしてから

(2)クルマから降りるとき:
エンジンを止めてからシートベルトを外す
こうするとガソリン消費に無駄がなく、かつ安全性も確保できます。

「エコロジー」&「エコノミー」のふたつの“エコ”に「セーフティ」をプラスして、バランスのいい理想のエコドライブを実践しましょう。

【STEP 1】アクセルの踏み方に気をつけよう

下り坂では・・・
アクセルを戻して惰性で下ります。一定の回転数以上でアクセルを戻すと、エンジンへガソリンが送られなくなるので、燃費向上に大きく貢献します。
交差点付近では・・・
エコドライブで重要なのは先読みです。例えば赤信号になっているのにアクセルを踏み続けるのは無駄。他車の流れや動きも含めて先を見て、早めに対処するようにしましょう。
アクセルを強く踏み込むとガソリンを多く消費することになるので、スタート時はそっとアクセルを踏み込んで、ゆっくりと動き出すようにします。
また一定のスピードで走るときも、安全運転ができる範囲内でアクセルの踏み戻しをできるだけ少なくしましょう。
アクセルが操作しやすい座り方

腰の後ろにすき間ができないよう、肩の部分にシートが当たるように深く座ります。ヘッドレストは頭の位置にくるように上下を合わせます。ハンドルの12時の位置を握って軽くヒジが曲がり、足はフットレストを踏ん張ってもヒザが十分に曲がっているところにくるようにシート位置を調整します。

【STEP 2】シフトを操作して、ガソリンをカット!

エンジンはある一定以上の回転数でアクセルを戻すとガソリンの使用がカットされます。これをエコドライブに積極的に利用しましょう。次第に回転数が低くなってもシフト操作をすれば回転を上げることができ、そのままガソリンの使用を抑えることができます。

 
シフトダウンで同じスピードを保ったまま回転を上げられます。シフトダウンの目安になるのは1500~2000回転ぐらいです。
 
1500回転以下になるとガソリンの使用が再開されるので、針の位置を見ながらシフトを操作してみましょう。
ECOモードなら楽々

シフト操作やアクセルの踏み加減で燃費は大きく違ってきますが、「ECOモードスイッチ」搭載車種であれば、自動でエコドライブにベストな状態にしてくれます。


【STEP 3】燃費計を意識してエコドライブ

今どれぐらいの燃費で走っているのかを知って、それを意識しながら走るのがエコドライブに一番効果的です。車種によっては燃費計が搭載されているので、給油のたびに確認し、上手くエコドライブができたかチェックしてみましょう。
平均燃費計リセットしてから今までの平均燃費です。給油毎にリセットするといいでしょう。
正しくアイドリングストップを使おう! 無闇にアイドリングストップを行ってもじつは意味がありません。エンジンは再始動時に多めにガソリンを使用するので、5秒以下であればそのままアイドリングをしていたほうが使用するガソリンは少なくなります。

1分間=15cc使用(2リッターエンジン)

目安は5秒エンジンの始動時には5秒分のガソリンを一気に使ってしまいます。そのため、5秒以下のアイドリングのほうが使用する燃料は少ないというわけです。

数字でチェック:ちょっとしたことでこんなに違います
約3%(JAMA調べ)

車両自体の重さが100kg増すと燃費は約3%も悪化します。荷物は積んだままにしないで、こまめに下ろすようにしましょう。

約12%(JAMA調べ)

エアコンの使用で約12%(外気温25度の場合)も燃費は悪化します。設定温度が低いと負担は増すので、少し設定は高めに。また自動調整してくれるオートでの使用もおすすめです。

約2~4%(JAMA調べ)

タイヤは転がり抵抗は燃費に直接影響を与えます。適正値よりも50kPa不足すると、燃費が約2-4%悪化します。空気は自然に減るので3カ月に1回程度、点検補充するようにしましょう。

※掲載しております数値は、すべて一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)調べとなります。
http://www.jama.or.jp/

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