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思わず納得!高速道路のスムーズドライブとは?
※2006年9月取材の情報に基づきます。
高速道路をスムーズにドライブするためには?
高速道路を上手に使えばドライブの行動範囲はグンと広がりますが、「運転するのが難しそう」と苦手意識をもってしまっている人も多いのでは?
合流や車線変更、料金所などの「高速道路の難所」といわれるポイントも、コツさえつかめばそれほど難しくはありません。高速道路への苦手意識を克服して、スムーズな高速道路ドライブを楽しもう!
まずは、安全のために「出発前点検」をしよう!
・燃料計高速道路は燃費が良い反面、走行距離が延びるため、同じ運転時間でも
ガソリンの消費量が多くなります。出発前に満タンにしましょう。
タイヤもチェック!
タイヤでは、キズや釘の確認のほか、溝の深さやタイヤの空気圧が低くないかチェックしましょう。空気圧は、2週間に1度の割合で指定の空気圧になっているか確認するのがオススメ。
・エンジンオイル
運行前に量、汚れを確認しましょう。
車検や定期点検だけでなく、季節の変わり目には必ず点検したいものです。
【MEMO】タイヤの空気圧が低いと「燃費が悪化」「ブレーキの利きや乗り心地が悪くなる」「カーブで曲がりにくくなる」「タイヤの減りが早くなる」など良い事がありません。
高速道路ドライブ、あなたの苦手はどれ?
上手に「合流」するには?

加速車線に入ったら、ウインカーは早めに点灯し、アクセルを踏み込みます。走行車線を走ってくる車両との速度差があると合流が難しくなるので、最低でも同じ速度までは加速を!

【ワンポイント】合流車線が短い場合は?車線が短いので恐がって低速になりがちですが、走行車線の状況を早く察知し、できるだけ加速をしましょう。
車間距離はどのくらいあれば安全?

車間距離は見た目の「距離」ではなく、
「時間」で目安を測りましょう。
橋や標識などの目標物を決め、その場所を前のクルマが通ってから、約2秒後に、同じ場所を通過したかチェック。2秒は、「ゼロ、イチ、ニ」と数えればOK。

「料金所」では、どのレーンを選べばいい?
運転経験を問わず、料金所へのアプローチは注意が必要。車線変更を頻繁にすると危険なので、走行車線からそのまま直進できる左寄りのレーンに入るのが、ビギナードライバーにはオススメ。 失敗例
料金所へ寄せる必要がないETCの利用もオススメ 料金所に寄せるのが苦手な場合は、減速したら窓を開け、タイヤとブロックの位置を目視しましょう。
ETC利用のススメ
スムーズに車線変更するには?
周囲の状況をよく把握し、とくに斜め後方の死角に注意。追い越しする時は、追い越し車線の速度よりも速度を上げてから、車線変更します。
正しい運転姿勢は?
良い姿勢
正しい姿勢をとれていれば、肩から腰までの無駄な動きがなく、疲れにくい運転操作ができます。また、ヘッドレストの高さの真ん中を、頭の重心点である耳の高さに合わせることもポイント。
正しい姿勢のとり方はこちら
こんなときどうすればいいの?アクシデント対処法
横風などでハンドルを取られそうで怖い

山岳地帯や高架になっている場所は横風に注意が必要。トンネルの出入り口や、大型トラックが横を通過した際にハンドルを取られても、速度を落とし、きちんとした運転姿勢で、両手でしっかりハンドルを握っていれば大丈夫。

渋滞のときのドライブポイントを教えて!
渋滞に気が付いたら
前方で渋滞していることが分かったら、後続車の動きにも注意が必要。早めにハザードを点灯し、後続車に注意を促します。
渋滞ドライブテクニック
【MEMO】頻繁に車線変更をするのは、控えましょう。オートバイが左右からすり抜けてくることもあるので、車線の真ん中をキープしておくのが無難。
衝突されないように、後続車との距離も考慮して減速。また、渋滞表示板の下で表示板を見るために、むやみに減速をするのは、危険な上に、渋滞の原因にもなるので気をつけましょう。
事故や故障が発生したら?

万が一、事故や故障などのアクシデントが発生した場合、すみやかに安全な場所に停車させます。
路肩に停車する時は、三角表示板を下の手順のように100m手前に設置します。

事故や故障時は携帯電話で警察、救急、JAFなどを呼ぶ以外にも、路肩や高速バスのバス停に設置されている緊急電話が利用できます。

夜間の時は…ハザードランプの点灯や発煙筒だけではなく、ルームランプを点けると注意を喚起できます。
緊急電話は原則1kmごと、トンネルでは200mごとに設置されています。 三角表示板は、脚を出して倒れないように。
三角表示板を設置してみよう!
脚を出さずに設置し、風で倒れてしまうケースが多い三角表示板。正しく組み立てられますか?
【STEP 1】反射板を上にして、黒い脚部分を下に押す。 【STEP 2】下に押した脚を90度の角度になるまで回す。 【STEP 3】地面において、三角部分を組み立て完成。
三角表示板を置くために路肩を歩く際は、後続車に十分に気をつけましょう。
ETC利用のススメ

ETCを利用すれば、料金の支払いや通行券を取るためにクルマを料金所に寄せたり、毎回停車したりするストレスからも解放されます。ETCが利用可能なレーンは「ETC専用」もしくは
「ETC 一般」の電光掲示板を掲げていますので、料金所に進入する前に確認しておきましょう。