高校時代に体育の授業で大怪我をし、それからたびたび治療や何やで病院通いが多かった身です。ひざのけがだったので歩くのも不自由し、父が車で送迎してくれました。仕事の合間を縫って、時に毎日、朝と夕方の送り迎えをしてもらいました。当時はそれは痛かったことや学校を休みがちになったことへ傷心しているばかりでしたが、自宅からも職場からも離れた高校までを行き来してくれて、大変だったろうに行ってらっしゃいとかお帰りとか声を掛けてくれて。今にして思うと物凄い我儘をしたのに、何も言わないで頑張ってくれた父に感謝しかないです。10年前に亡くなってもう運転席の横顔とか見られなくなりました、それがますますと寂しいです。