3年に一度のトリエンナーレ形式で瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭である「瀬戸内国際芸術祭」。念願であった韓国の美術館の李禹煥美術館での風景です。柱の広場という場所に長さ25メートル・幅3メートルのステンレス板とアーチ、2つの自然石からなる彫刻作品「無限門」があり、このアーチの先の水平線や空や風を感じることで心への安寧をもたらすそんな空間でした。身の回りに蔓延るデジタルにうんざりしていた時にとても自分が原点に帰れるそんな場所だと思いました。直島を車でドライブをすると、自然豊かな景色やそこに溶け込むようにアート作品が展示されていて島そのものが美術館のようです。