賭け事の好きな父でした。休日はご近所の仲間で麻雀三昧。そんな父が、次の休日はナガシマスパーランドへ連れて行ってくれることになりました。当日、わいわい出発!楽しみ過ぎた私は着く前に疲れ眠ってしまったのです。着いたよ!の声で起きると、あれ?ナガシマじゃない。小さかった私は駄々をこねました。父が道を間違えたのだから仕方ないと諭され中へ。
わー!!地面までせまる藤の花に感動し、夢中で藤棚の下をうろうろ。虜になりました。
父と母と私、久しぶりに顔を見合せ笑顔になったこの時のことは今でも忘れられない、1番の思い出です。