

平成8年夏、当時5才の娘が骨折した、妻は弟の育児に忙しく何処にも行けない娘の痛くて退屈な夏が終わろうとしていた時、一通の手紙が届いた。春にウイングロードを買った時のミステリーバスツアーの当選通知だった、ドライブにも連れて行ってあげられてなかった娘は日産からの思いもかけないプレゼントに大喜び、初めての観光バスで当時開港間もない関西国際空港を見学して退屈な夏は最高の思い出の夏に大逆転した、痛々しいギプス姿の写真を父との思い出として結婚式で映してくれた、そして今はデイズルークスのチャイルドシートに2才の孫が座っている。ハンドルと家族の幸せを握ってまた来年の夏を楽しみにしようと思う。