投稿日:2019/06/18 投稿者:ポレポレ さん (新潟県・50代・男性)

大学時代、サークルの次期役員選挙があった夜の食事会でのこと、秋はやっぱり秋刀魚だろうという話になり、狭いアパートの一室で秋刀魚を焼くこと十数匹。炊飯器も一つでは足りず大小合わせて3台、2升位は炊いただろうか。野郎どもの集団ですから、あっという間に飯を平らげると、先輩の一人が「この後、温泉にでも行くか」とつぶやく。「温泉行くなら秘湯がいいな」「やっぱり露天風呂だろ」と話は進み、山形の蔵王温泉へ行くことに。道路地図を広げ、温泉マークを探す。山あいに公衆浴場と書かれた温泉マークを見つけると、数台の車に便乗し直ぐに出発。GPSを利用したカーナビなんて未だ無い時代のことですから、地図を頼りに一路山形へ。