投稿日:2018/05/31 投稿者:ちちち さん (神奈川県・50代・男性)

今年の誕生日は家族でブルーノ・ムナーリ展へ行って来ました。車で葉山の近代美術館に向かう途中、この時期の湘南海岸ではウインドサーフィンの帆がキラキラ光るキャンバスを彩ってくれていて、これから美術館に向かう気分を否が応でもアゲてくれます。このアガる気分は、やはり愛車を自分で駆ってこそのこと。普段は後席でうつらうつら眠ってしまう娘までもが、海と同じように両の眼をキラキラさせながら見入っていました。ブルーノ・ムナーリは特別な表現技法に頼ることの無い芸術を確立させた人。ごくシンプルなスタンプや切り紙の組合せで美を伝えてくれるその作品の数々に触れていると、人生をシンプルに美しく過ごす希望を与えてくれます。