


19歳の誕生日、大学1年生の俺は40万円の中古車ジャパンを購入。シャープなスタイルとしっかり地面を噛む感触、ハンドルが重いのも魅力だった。その1年後、バイトでお金を貯め、スカイラインR30ターボに買い換え、シュイーンと音が鳴りターボエンジンが噴出する走りを満喫した。コカコーラと家庭教師のバイトに励み、更に2年後、大学4年の春、遂に憧れ続けたDOHCRSターボ鉄仮面を購入。大分大学学生の俺は別府、福岡、熊本、宮崎と月平均3000Kmのペースでドライブを続けた。その後銀行に就職し、「おとなし目の車に乗れ」と支店長に叱責され、シルビアに買い替えたが、俺の青春はスカイラインだったと断言出来る。