夏休みには、母の故郷へ家族4人揃って、父の運転で帰省します。混雑を避ける為、深夜から出発するのが、山本家の習慣。そして、もう一つの習慣は、甘い味噌ダレを白い饅頭に塗り、炭火でじっくりと焼かれた、群馬名物「味噌パン」を、SAで熱いうちにいただく事。こんなにも、「味噌パン」の虜になってしまったきっかけは、祖父がスクーターを飛ばしてまでして買ってきたのを食べてみて。初め見た時は、「具がないし、どこが美味しいの?」と、わからず仕舞い。ただ、温めなおすと、家中が味噌の香ばしさが。あれから、18年。今は、母も祖父も居ませんが、夏になると「味噌パンドライブ!」は、家族4人の懐かしい思い出です。