竿燈祭り

社会人になった友人が秋田で働いているということで、地元である千葉から秋田まで車で向かいました。何百キロと走ったのちに着いた秋田では、ちょうど大きな祭りがおこなわれていました。東北三大祭りの一つである竿灯祭りです。その祭りでその友人と観た景色をおさめた一枚です。長い竿がうねり、幾つもの提灯が揺れる姿は風に吹かれる稲穂のようで秋に向かう切なさを憶えました。よく見ると子どもたちの姿もたくさん分かると思います。大人たちに負けじと長い竿を懸命に振っていました。自然の景色も素敵な秋田でしたが、人から人へ受け継がれてきたこの祭りの景色が何よりも素敵に映りました。